統合失調症は治るのか

統合失調症は治るのかどうか、僕なりに考えたものを綴るブログです

統合失調症とストレス軽減について

おはようございます。ヨシオです。



統合失調症が良くならない原因として、ストレスによる負荷ってかなりの割合を占めてると思います。日常の生活においていかにストレスをためずに日々穏やかに暮らしていけるかが重要になってくると思うのですが、どうしても「金銭の問題」「人間関係」「病気の状態」「SNS等のコミュニケーション」などでストレスは溜まっていくと思います。




そこで今回はストレスをなるべく軽減するためには、どのような行動指針で判断していけばいいのか考えていきたいと思います。




今回テーマとして挙げたいのは、この2つです。


「人間関係の断捨離」
「数字に惑わされないSNS」


をまとめてみました。




①人間関係の断捨離
生きていく上でどうしても、家族や友人、職場の方、SNSやマッチングアプリで知り合った方など色々な方との人間関係を形成していくと思いますが、果たしてその全ての人と関係を維持することが必要でしょうか?


答えはNOだと思います。




これはオッドタクシーのドブという登場人物が言っていたことなのですが、
「人生において必要な人間関係っていうのは、いかに尊敬できるメンター(指導者)とのつながりを持つことだ。SNSでただフォローしたりされたりする関係にはあまり意味がない」


ちょっとセリフが違いますがこんなことを言っておりました。




いまの時代はSNSなどでフォローしたりされたりするだけの希薄な人間関係が蔓延っています。そんな人たちとつながりを持つことであなたの人生に一体どんなメリットがあるというのでしょうか?むしろそういった関係が増えすぎてしまっていることで、あなたの交友関係の負担になってしまい足枷になってしまっていないでしょうか。




私たちにはできる範囲や限界というものがあります。すべての人に良い顔をするのではなく、むしろ嫌われてもいいくらいの気持ちで素の自分と付き合ってくれる交友関係だけを残して人間関係をサッパリしてしまったほうが、むしろあなたにとっていい環境が築きあげられるのかもしれません。




②数字に惑わされないSNS
家計簿や営業成績、給料の額面、フォロワー数など、私たちは常に数字に縛られて生きています。数字は確かに必要なものなのですが、数字だけにとらわれていると視野が狭くなったり、物事の本質が見えなくなったりしてしまいます。




例えば
YOUTUBEチャンネル登録者1000万人のはじめしゃちょーとチャンネル登録者166万人の石橋貴明さんが「不倫は良くない」といったことにしましょう。


数字だけ見ると、インフルエンサーのはじめしゃちょーのほうの影響力が上のように感じます。しかし今までの生きてきた人生の実績、経験、環境、下積みなどを考えると石橋貴明さんがおっしゃったほうが言葉の重みがありますよね。それがなにかと聞かれると、数字では測れない「格の違い」ってものになるのでしょうか。


さらにいってしまうと、YOUTUBEの登録者などはお金で人数を増やしたりすることもできます。そんな金で増やした何百万人のインフルエンサーの言葉に一体どんな言葉の重みがあるのでしょうか。




身近な私たちの間でもツイッターやインスタ、TIKTOKのフォロワー数によって一喜一憂したりしますよね。確かにフォロワー数が増えると嬉しいのですが、その増減によって自身の感情やストレスに悪影響を及ぼすものだと、むしろマイナスになってしまうと思います。


フォロワー数が減って去っていく人は、遅かれ早かれどの道去っていきます。




大切なのは、今の自分を認めてくれてつながりを残そうとしてくれる人たちとの関係を持ち、その中で本当に尊敬できる方と互いに高めあえる環境を築きあげることで、もっと人生を豊かに楽しくしていくことなのだと思います。

統合失調症が回復に至るまで

おはようございます。ヨシオです。



統合失調症って一回病気になってしまうと、前兆期、急性期、休息期、回復期と経て、だんだんと症状が良くなっていくのが一般的ですが、なんせ陰性症状のある休息期、回復期が長いため、だんだん嫌になってきますよね。


そこで今日は私の統合失調症に至った重症化~回復までの一連の流れを紹介したいと思います。




①仕事と恋愛のストレスによる前兆期
当時私はホテルのフロントスタッフとして仕事をしておりまして、1日24時間+6時間くらいの仕事を2日にかけて仕事しておりまして、それを1日おきに繰り返していたら、鼻血が止まらなくなったり、職場で大泣きしたりとかなりやばい状態になっておりました。
さらに当時付き合っていた彼女が妊娠したのですが、私の子供ではないという話を暴露されましてさらに追い打ちをくらいました。




②妄想に取りつかれた急性期
その後、家で動画やらテレビを見ていたのですが、まるでその画面にいる人の会話の内容が私に向けて言っているかのようで、私のことをTVの人がしゃべってて怖い!と思い込むようになり、家から飛び出して、とりあえず遠くに行こうと思って駅に向かい、そこでお金が無かったことに気づき、物まね芸をしながらお金を稼いでおりました。
ちなみに物まねで1500円ほど稼いだことは今でも覚えてます。




③大暴れして医療保護入院
駅で物まねをしていくうちに、朝になり人が増えていきました。どんどん妄想がひどくなり訳の分からないまま暴れだしました。なんせ自分でも訳が分からないので何故暴れるのか何故苦しいのかも何もわからない状態ですね。で、そのまま警察を呼ばれて閉鎖病棟に直行して入院。




④閉鎖病棟で入院生活
最初は四肢拘束され暴れさせないような状態でしたが、すぐに解放され病棟内で自由に歩けるようになりました。しかし、歩こうにもよちよち歩きになるわ、呂律は回らない、思考もまとまらない、目を閉じると光が煌々と点滅するような誰がどう見たってヤバイ状態でした。そのときは統合失調症の重症患者扱いだったと思います。




⑤退院後の陰性症状により何もできない休息期
3か月入院し退院しましたが、先述の通りまともに歩けないしゃべれない、何かをやろうにもやる気もないし、やる元気すら起きないような状態が半年くらいは続いたと思います。その時にできることは「映画を20分くらいみる」「家族を会話する」「寝る」くらいしかなかったと思います。




⑥徐々に意欲がでる回復期
入院から1年後くらいでしょうか、デイケアに行こうと自発的に思い、朝起きて決まった時間にデイケアに向かってリハビリを始めました。そこでは簡単な作業療法を行っており、手芸やスポーツ、イベントのポスター作りなどに参加しながらコミュニケーションをとり、徐々に自分を取り戻しつつある感覚を得られました。




⑦就労に向けた行動をとりたくなった回復期
デイケアに行って半年くらいたった時に感じたのですが、ここは病気を少しづつ快方させるところであり、自分の人生の次のステップにはつながらない場所だと思い、就労移行支援所に申し込みをして就労に向けた活動をし始めました。就労移行支援所も簡単な講義?やエクセルでの入力作業、履歴書の添削などそこまで難しくない作業が多かったので、私も順調に回復していきました。




⑧就職から安定期へ
就労移行支援所からオープンですが大企業への就労がきまり、1日8時間・週5勤務・完全週休2日制で働くことになりました。最初はあまり期待されていなかったのですが、仕事自体がもともと好きなのと、言われたことを効率的に進められるタイプであり、さらにAdobeデザインソフトが扱えるのと、企画提案と企画書作成の経験があってか、かなり重宝されるようになりました。




と、ここまで私の統合失調症の推移を書き連ねましたが、最初は何もまともにできない重症患者が少しづつですが何かを積み重ねていくことで、一般の人とほぼ遜色のない状態まで働けるようになりました。




自分でゴールを決めず、常に目的をもって進んでいくことで人は少しずつ変わっていくのだと思います。

統合失調症ってどうしたら良くなる?

おはようございます。ヨシオです。



統合失調症になると、以前より思考がまとまらなかったり、やる気がでなかったり、意欲が湧かなかったり、元気がなく疲れやすかったりとひとそれぞれ色々と症状があると思いますが、早い話がどうしたら以前の状態にまで回復できるのかを今回はお話していきたいと思います。




最初に申し上げておきますと、統合失調症から元の状態にまで回復するのには、数年単位で時間がかかると思っていてください。どんな物事でも積み上げるには時間がかかり、壊れるのは一瞬だと言うことを念頭に置いていてください。




私なりに必要だなと思うことをまとめますと、

「きちんと薬の服薬を守る」
「規則正しい生活」
「いまの自分にできることをやる」
「アウトプットしたりして脳のリハビリを行う」


ざっと挙げるとこんな所でしょうか、





上2つは当たり前のことなのですが、やはり薬はきちんと飲まないとまた再燃する危険性が高いと思われます。私自身、薬が効いてるなぁ~っていう実感があるので、医師と相談して皆さんに適した薬を処方してもらえると良いと思います。





規則正しい生活は割と大事なのですが、実は私はほとんど守れておりません。笑
夜中の2時に寝て、朝7時30分に起きて出勤なんてざらにありました。しかし最近再発しかけてわかったことなのですが、規則正しい生活をすることで「ストレス軽減やリフレッシュ効果」「朝ゆとりのある時間に起きて落ち着いていられる」などの精神疾患患者にとって良い生活リズムが保たれるようになります。それにより自身の症状が良い方向に向かってるなと実感できるようになりました。





ここからが大事なのですが、いまの自分にできることをやるというのは



例えば、
30代会社員なら、与えられた仕事をつつがなく日々行っていく とか
40代主婦なら、自分の体調に合わせて家事をそこそこやっていく とか
10代学生なら、病気の症状がつらいので休んだり音楽を聴く とか
20代起業家なら、日々のタスクをこなしながらそれをフレームワークに落とし込む とか



今の自分の立ち位置を知り、自分に登れそうな低い山をまずは進んでいくということです。




割と多くの方がイチローさんや大谷翔平さんや藤井壮太さんに憧れをもっていると思います。ですが彼らもいきなりあれほどの高い山に登って頂点に君臨しているわけでなく、最初は皆さんと同じように、今の自分に登ることのできる山に登って徐々にステージを上げていってあの位置までにたどりついたのだと思います。




自分はこんなことしかできないんだ…とあせる必要はありません。


芸能人の伊藤まい子さんも45歳から早稲田大学でロボット工学を学び、その後予防医学の博士号を取得し、いまでは1部上場企業の社外取締役にまで登りつめております。





大事なのは、自分でもできそうな目的をもってそれをやり続けることです。それを続けていくとおのずと次の道も自然と見えてきます。




アウトプットや頭の体操も大事です。英単語覚えたり、将棋、麻雀やってます。じゃんたまで雀聖までいっております。